難聴のレベル(程度)は、「軽度難聴」「中等度難聴」「高度難聴」「重度難聴」の4段階にわかれます。これはオージオメータという検査機器を使い、どの程度の強さまで聴き取れるのかを調べて確定します。それぞれの特徴を紹介しますので、自分の聴力のレベルを知る目安にしてください。
1.軽度難聴(30~50dB、ささやき声が聴き取りにくい)
面と向かっての会話に困難はないものの、ささやき声や雑音の多い場所での会話、会議などでの聴き取りに不自由を感じます。
2.中等度難聴(50~70dB、大きな声ならば聴き取れる)
大きな声での会話ならば不自由はありませんが、ふだんの会話や会議中などで相手が何を話したのかわからないことが増えます。中等度難聴は補聴器の対象となります。なお、伝音性難聴の場合、70dB以上にはなりません。
3.高度難聴(70~90dB、耳もと大きな声で話されれば聴き取れる)
面と向かった会話でも聴き取れないことが多くなります。ただし、耳もとで大きな声で話してもらったり、補聴器をつけたりすれば、聴き取ることができます。
4.重度難聴(90dB以上、電話のベルが聞こえない)
電話のベルが聞こえなくなり、補聴器をつけても聴力が上がりません。きわめて重度な難聴です。なお、100dB以上の難聴を聾と呼び、これが左右両方の耳にいたると全聾となります。