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近年の耳鳴り事情

日本人の約17%が耳鳴りを経験したことがあり、そのうちの5%が生活に支障をきたすほどの強い耳鳴りに悩まされているという報告があります。なお、高齢者に限ると、33%もの人に耳鳴りがあるといいます。

数年前まで、耳鳴りを訴える患者さんは高齢者が中心でした。ところがここのところ、その傾向が大きく変化してきています。小型のミュージックプレーヤーが若者を中心に普及するともに、10代20代の耳鳴り患者も増えました。イヤホンを耳にはめる若者の姿は街なかでも電車内でもよく見かける光景ですが、イヤホンを装用して大きな音量で長時間音楽を聞いていると、強い音圧と振動を耳が直接受けることになります。すると聴覚器が傷つき、耳鳴りを引き起こすのです。また、イヤホンで音楽を聴きながら一晩眠ったら、翌朝、耳鳴りが始まっていたというケースも珍しくなくなりました。さらに、携帯電話で長話をしていて耳鳴りがするようになったというケースも起こりえます。

耳に直接音や振動を入れるという行為は、危険をともなうということを認識してください。





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