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医師選びのポイント

めまいを克服するための重要な第一歩は、信頼できる医師との出会いです。めまいの原因は多岐にわたるだけに診断も難しく、治療も一筋縄ではいきません。そのため、めまいに苦しむ患者さんと正面から向き合おうとする医師は、残念ながらごくわずかです。しかし、正しい診断なくしては、適切な治療を始められません。

最近では、専門の「めまい外来」を設ける病院が増えてきました。ほとんどは耳鼻咽喉科や内科の特殊外来となっています。めまいの場合、ふつうの耳鼻咽喉科や内科よりも、めまい外来への受診をお勧めします。近ごろは多くの大学病院がこの外来を設けるようになりました。ただし、耳鼻科の内部にあるめまい外来は、脳の分野に弱いところもあることを気にとめておいてください。

所詮は何科やどの病院ではなく、「誰に診てもらうか」が一番大切です。耳鼻科、内科、神経内科、脳外科、眼科などの横断的な知識・技術を使ってめまいを治療する医師を、ご自身の目で選んでください。ポイントは「いかに問診を大事にしているか」です。めまいの発症には、体質や器質的なものだけでなく、環境や社会的な要因、過去の病気・ケガなどが複雑にからんでいます。めまいの原因を突き止めるには、踏み込んだ質問がかかせません。経験豊富な専門医による徹底した問診がめまい治療の基本なのです。

問診によってめまいの原因をほぼ推定できたら、それを確定させるために必要な検査を行います。めまいの検査は、患者さんに苦痛を与えるものが多く、必要最小限にとどめなければいけません。詳細な問診によって原因をある程度しぼりこみ、必要な検査だけを選んで行っているか。これも医師選びのポイントとなるでしょう。




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